香りと栄養が調和する、ゆず酢ライフのすすめ

馬路村から届く、夏を元気にする一瓶

高知県の山あいに位置する人口800人ほどの小さな村、馬路村。山々に囲まれたこの土地は、清らかな水と澄んだ空気に恵まれ、古くから柚子の産地として知られています。村人たちは、夏の暑さを乗り越えるため、昔から柚子を上手に食生活に取り入れてきました。
そんな馬路村の知恵を詰め込んだのが、「馬路ずしの素」(360ml/620円(税込)。炊きたてご飯に混ぜるだけで、ふんわりと広がる柚子の香りと甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。
栄養士が語る、柚子とすし酢の健康効果
取材に応じてくれた栄養士・Kozueさんは、柚子の健康パワーについてこう話します。
「柚子にはクエン酸が豊富で、疲労回復やエネルギー代謝をサポートしてくれます。夏は特に、暑さで食欲が落ちたり、体がだるく感じたりしがちです。そんなときに柚子の酸味と香りは、自然と食欲を引き出してくれます。」

栄養士 Kozue
Profile
栄養士×健康×食
安心安全で美味しさ追求するお弁当屋さん KokoBenTokyoの代表。
大事にしたいことは、人、本質、そして何よりも楽しく幸せに感じながら生きること。食からライフスタイルを豊かに。2017年パースとメルボルンへ留学。その後結婚・出産を経験し2児の母となる。
KokoBenTokyo /栄養学・分子栄養学・ホールフードを学んだ栄養士が、科学的根拠に基づいた食生活の提案と、無添加調味料&たっぷり野菜のお弁当・ケータリングを提供。「質的な栄養」を大切に、健康と心の豊かさを届けます。子どもの健やかな成長の土台作りにも栄養学を活かし、Instagramやnoteで分かりやすく発信中。
柚子にはビタミンCもたっぷり。ビタミンCは肌のコラーゲン生成を助け、紫外線によるダメージを軽減し、免疫力を維持する働きがあります。香り成分であるリモネンは、リラックスや集中力向上にも役立つといわれています。
すし酢にすることで、柚子の成分は他の食材と合わせやすくなり、日々の食卓に取り入れやすくなるのも魅力です。
夏のおすすめレシピ① アジの南蛮漬け ― 青魚の力と柚子の爽やかさで疲労回復

アジはDHAやEPAといった不飽和脂肪酸を多く含み、血流改善や脳の活性化に効果が期待できます。さらにタンパク質やビタミンDも豊富で、骨や筋肉の健康にも◎。
南蛮漬けは、揚げたアジを甘酸っぱいタレに漬け込むことで、魚の臭みが和らぎ、保存性もアップ。ここで「馬路ずしの素」を使えば、砂糖や酢、醤油を合わせる手間もなく、柚子の香りが爽やかに広がります。
栄養ポイント
・DHA/EPA:血液をサラサラにし、動脈硬化予防。脳の働きにも関与。
・クエン酸(柚子):乳酸の分解を促し、疲労回復を助ける。
・ビタミンC(柚子)+鉄(アジ):鉄の吸収率を高め、夏の貧血予防に。
<作り方の例>
①アジを三枚おろしにして片栗粉をまぶし、油でカリッと揚げる。
②玉ねぎ、人参、ピーマンを千切りにする。
③「馬路ずしの素」を好みの濃さに薄め、漬けダレを作る。
④揚げたアジと野菜を漬けダレに入れ、冷蔵庫で冷やして完成。
冷やすことで味が染み込み、夏にぴったりの冷たいおかずになります♡
夏のおすすめレシピ② 酢の物 ― 火を使わず、さっぱり栄養補給

暑い日に台所で長時間火を使うのは避けたいもの。そんなときにおすすめなのが、きゅうりと卵の酢の物です。火を使わず作れるので、調理中も涼しく過ごせます。
栄養ポイント
・きゅうり:カリウムが豊富で、体内の余分な塩分や水分を排出し、むくみ解消。
・卵:良質なたんぱく質とビタミンB群で代謝をサポート。
・ビタミンC(柚子):卵や海藻と合わせることで、抗酸化作用が◎。海藻の他にもビタミンA・C・Eの組み合わせにより、抗酸化力がさらにアップするアボカドやオリーブオイルもオススメです!
<作り方の例>
①きゅうりを薄切りにして塩もみし、水気を絞る。
②茹で卵を作り、粗く刻む。
③わかめやしらすを加え、全体を「馬路ずしの素」で和える。
冷蔵庫で少し冷やしてから食べると、柚子の香りがより引き立ちます。タンパク質、ビタミン、ミネラルを同時に摂取できる、栄養バランスのよい副菜です☆
夏のおすすめレシピ③ 手巻き寿司・ちらし寿司 ― 家族で楽しむ栄養満点メニュー

夏休みやお盆の集まりには、火を使わずに作れる手巻き寿司やちらし寿司がぴったり。「馬路ずしの素」を使えば、酢飯の準備が一気に簡単になります。
栄養ポイント
・刺身(マグロ・サーモンなど):良質なたんぱく質とオメガ3脂肪酸。
・薬味(大葉・茗荷・生姜):香り成分が消化促進と殺菌効果を発揮。
・干し椎茸:ビタミンDが豊富で、骨の健康維持に。
・錦糸卵:ビタミンB群でエネルギー代謝をサポート。
<作り方の例>
①炊きたてごはんに「馬路ずしの素」を混ぜ、うちわであおいで冷ます。
②刺身や薬味、野菜、卵焼きなど好みの具材を用意する。
③手巻き寿司なら海苔で巻き、ちらし寿司なら具材を彩りよく散らす。
家族や友人と一緒に作ることで、食欲も会話も弾みます。ビタミン、ミネラル、たんぱく質が一皿で摂れる理想的な夏のごちそうです♫
香りと栄養で夏を乗り切る


馬路村のお母さんたちは、日々の暮らしの中で柚子を使い、家族の健康を守ってきました。「馬路ずしの素」は、その知恵をぎゅっと詰め込み、現代の忙しい食卓にもマッチする万能調味料です。
栄養士のKozueさんも最後にこう締めくくります。
「夏は冷たい飲み物やそうめんだけで済ませてしまう日もありますが、それでは栄養が偏ってしまいます。柚子の香りを生かしたすし酢を使えば、食欲も栄養も自然と満たせるんです。」
この夏、柚子の香りと栄養で、食卓をもっと楽しく、元気に。馬路村の小さな瓶から、あなたの夏の暮らしが変わるかもしれません。
Info.
馬路村農業協同組合
https://www.yuzu.or.jp/